【すべすべ肌に生まれ変わる】アトピーでも塩サウナが好き

塩サウナって、塩を身体に塗るんでしょ??アトピーだと絶対傷口にしみるから入れないでしょ??

こう思っていた時期が私にもありました。もちろん傷口にはしみるんですが。

私は生まれつきアトピーですが、保湿を徹底して掻き傷が減ってきたので恐る恐る試してみたところ、かさぶたができていれば(傷口が乾いていれば)入ることができました!

塩サウナには一度味わったら忘れられないすべすべ肌の魅力がありますね。また行きたいと思います。

傷がある方は、ご自身のお肌の状態と相談して入ってくださいね・・・!

目次

塩サウナとは

塩サウナの特徴

  • 湿度が高く、低温のサウナ(40℃~60℃くらい)
  • サウナ室に大量の塩が置いてあるので、身体に塗る

私はのぼせやすいのでサウナは苦手なんですが、塩サウナは高湿度・低温で息もしやすいです。
よく行く温泉施設では60℃くらいでした。じわじわ身体があたたまる感じがあり、顔ばかりのぼせるということはありません。

そしてサウナ室の真ん中に置かれた大量の塩が入った壺。これを身体に塗って楽しむサウナです。
初めての時は何をすればいいのかよく分からなかったのですが、先に入っていたベテランぽい方の見様見真似で入りました。

塩サウナの効果

美肌効果
  1. 身体に塗った塩によって、浸透圧(塩が水分を吸収する力)がかかり発汗が促進される
  2. そしてサウナの熱によって交感神経が活性化され「アポクリン腺」から脂質やタンパク質を多く含んだ汗が出る
  3. その流れ出た新しい皮脂によって肌をコーティングするため、すべすべになる

あまり知らずに入ったのですが、びっくりするぐらい肌がすべすべになったので効果を調べてみました。
なんと塩サウナによって保水力の高い新しい皮脂を作り出し、バリア機能が向上するそうです!

まず、塩を体に塗ると、浸透圧(塩が水分を吸収する力)によって汗がたくさん引っ張られます。それに加えて、サウナ室の熱によって交感神経が活性化され、交感神経が支配している「アポクリン腺」が刺激されます。アポクリン腺から出る汗は白濁していて、脂質やたんぱく質などを多く含んでいます。これは、「皮脂膜」という、肌を保護する薄い膜の元となるもので、肌に潤いを与える天然の保湿成分のようなものです。

ダイヤモンドオンライン

塩サウナの入り方

STEP
湯船で身体を温める

一般的なサウナより低温なので、発汗までに時間がかかります
そのため、湯船につかって少し身体をあたためます。水分補給も忘れずに。

汗をかいたことが分かるように、塩サウナに入る前は身体を拭くようにしています。

STEP
座る部分を清潔に

私が良く行く施設では丸太のような椅子が置いてあるのですが、前の人が使った塩が残っていることがあるので、お湯で良く流しておきます。
デリケートな部分が触れるので、清潔にしましょう。

自分が出る時も、次の人のことを考えてお湯で流しておきましょう。

STEP
塩を身体にのせる

真ん中に置いてある塩を手に取って、全身に乗せていきます。
この時、ベテランさんはめちゃくちゃこすり付けて塗り込んでいたのですが、傷口に塩を塗り込んでは流石に染みるだろうと思って優しく優しく、乗せるだけにしました。

身体をこすらないようにトントンと軽くたたきながら乗せていくイメージです。目に入るとしみるので、顔にも付ける場合は鼻ぐらいでストップしましょう。

STEP
汗が出るのを待つ

全身に塩を乗せたら、じわじわ汗が出るまで待ちます。15分くらいで塩が溶けて流れてきます。

この、塩が溶けて流れることで塩溶効果が働くので、大事なポイントです!

STEP
シャワーで塩を洗い流し、冷水で引き締め

塩サウナの出入り口付近に専用のシャワーが設置してあるかと思いますので、身体についた塩を洗い流します。
そのままウロウロしたり、湯船につかるのはマナー違反です

塩サウナには毛穴洗浄効果もあるのでボディソープなどは使わない方がいいようです。
また、塩サウナに限らず、冷水で毛穴を引き締めます。

注意したいこと

1ヵ月は間隔をあける

すべすべ肌が忘れられず、1週間後に塩サウナに行ったところお肌が大変なことになりました。

特に背中・肩・二の腕の汗がよく流れる部分で湿疹・乾燥・ヒリヒリ・かゆみ・腫れetc…

この時は塩を塗って5分くらいでヒリヒリし始めて、でもちょっと我慢して20分くらい入ってたんですがこれもよくなかったです。

温泉から上がるころには肩がかぶれたような感じになっていました。そして翌日には背中全体に広がり・・・。
たっぷりの保湿とステロイドでなんとか改善を試みています。

こうなると回復には2週間くらいかかるので、無理は禁物です。肌のターンオーバー周期に合わせると良いかな?と思うので、間隔は1~2ヵ月開けたいところです。

傷がある時は注意

冒頭でも触れたとおり、傷口に塩を塗り込むのは痛そうだなと思っていたのですが、最近はお肌の状態が安定しているので塩サウナを試してみました。

肌の状態としては掻き傷がところどころにありますが、かさぶたが出来ていてジュクジュクはしていません
最初は少しずつ、最終的にはつま先から首のあたりまで塩をまぶして塩サウナに挑みました。

何度か通ううちに慣れてきて、15~20分×3セット行いましたが、2回目までは特に滲みることもなく、気持ちよく汗をかけました。
ただ、3回目は10分くらいであちこちヒリヒリしてきてしまい、急いで洗い流すということがありました。

塩はこすらず、塗り込まず、乗せるだけ。滲みると思ったらすぐに洗い流しましょう!

保湿を念入りにする

塩サウナに限らず、サウナの後は特にお肌が乾燥します。浴室から脱衣所までが遠いですが、なるべく早めに化粧水や保湿クリームを付けるよう気を付けています。

サウナ効果で一時的にすべすべでも、時間が経つと入る前より乾燥してるなんてこともよくあります。いつもよりつけすぎくらいでちょうどいいと思います!

塩浴という健康法

昔から、海に行くとアトピーが治まったり、塩分濃度が高めの温泉は切り傷ややけどに効果があると言いますよね。
実際私も心当たりがあるのですが、塩サウナにそういった効果があるという記述は見つけられませんでした。

ただ、「塩浴」という健康法は存在し、新陳代謝のサイクルが整うとされています。

塩を溶かした塩湯をお肌に塗る「塩浴法」は、体内の老廃物を塩の浸透圧で排出する方法です。“汗の働きをサポートして、肌本来の力に近い形で肌をきれいにする”、と考えるとイメージしやすいはず。

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まとめ

  • 塩サウナは湿度が高く、低温のサウナでのぼせにくい
  • 塩による浸透圧の作用で肌をコーティングし、お肌がすべすべになる
  • バリア機能が向上する

先日も塩サウナに行ってきたのですが、アトピーでガサガサの肌も生まれ変わったようにすべすべになりました!
これは一度味わったらやみつきです。

普通のサウナはすぐにのぼせてしまう私ですが、塩サウナは20分くらい入っていられました。
出た後は露天風呂の方で冷たい風にあたり、少し休憩したらまた入る。冷やしている時に身体から大量の湯気が放出されるのが面白かったです笑

これからも定期的に通いたいと思います!そのためには新しい傷をつくらないよう気を付けなくては・・・

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