アトピー持ちの乾燥肌にとって、保湿剤選びは本当に切実な問題です。低刺激をうたっていても荒れる、効果はあるのに入手しにくい、コスパが悪くて続かない……。
私が長年頼ってきたヒルドイドが処方制限で思うように使えなくなってからは、市販品を探しまわる日々が続きました。
そんな中でたどり着いたのがセタフィル モイスチャライジングローション&クリーム。この記事では、両方を1年以上使い続けた感想を正直にお伝えします。
結論から言うと、使い始めて1週間でかき傷が激減、今では手放せない保湿剤になりました。 同じような悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。
- 30代女性。生まれつきアトピーの超敏感肌・乾燥肌
- 20代は比較的落ち着いていたが、30代から再び悪化 一年中かゆみ・赤み・かき傷と格闘中
- くるみアレルギーあり
- 普段はノーメイク
- スキンケアだけは人一倍調べるタイプ
ヒルドイド難民になった私がセタフィルにたどり着くまで
アトピー持ちの保湿といえば、皮膚科で処方されるヒルドイドが定番ですよね。私も長年お世話になっていました。
ところが近年、美容目的での使用が社会問題になり、一度に処方できる量が制限されてしまいました。私の通っている病院では25g×2本しか出せないと言われてしまいました。これでは1週間も持ちません。かといって頻繁に通院するのも大変で…。
しばらくはワセリンを化粧水で薄めて代用していましたが使用感がイマイチ。ヘパリン類似物質配合の市販品も検討しましたが、どれもお高め。
「どうせなら違うものも試してみよう」と探し続けた結果、口コミで評判が良く大容量でコスパ抜群のセタフィルにたどり着きました。
セタフィル モイスチャライジングローション&クリームとは?
セタフィルは1947年にアメリカで誕生した皮膚科学ブランド。日本でも知名度が上がってきており、皮膚科でおすすめされることもある信頼性の高いアイテムです。
モイスチャライジングシリーズは、乾燥肌・敏感肌向けのフェイス&ボディ用保湿アイテム。ナイアシンアミド・パンテノール・グリセリンを配合した「モイスチャーバリア3X処方」が特徴です。
注目成分
| 成分名 | 働き |
|---|---|
| ナイアシンアミド | 肌バリア機能サポート・くすみケア |
| パンテノール | 肌荒れ防止・保湿 |
| グリセリン | 水分保持・しっとり感 |
3つの保湿成分を組み合わせた「モイスチャーバリア3X処方」が特徴。バリア機能を補いながら水分をしっかりキープしてくれます。
ローションとクリームの違い
| 比較項目 | ローション | クリーム |
|---|---|---|
| テクスチャ | 軽め・乳液タイプ | こっくり・クリームタイプ |
| 保湿力 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| 伸びの良さ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| おすすめシーン | 朝・追加保湿用 | 夜・しっかり保湿用 |
| 容量 | 591ml | 566g |
| 価格 | 約2,116円 | 約2,335円 |
テクスチャと保湿力が異なるので、夜はクリームでしっかり保湿、朝や日中の追加保湿はローションでサッと、という使い分けが便利です。
どっちを買えばいい?
乾燥が気になる・アトピーがある方は冬ならクリーム、春~秋にかけてはローションがおすすめ。私自身、夜はクリームをメインに使い、朝や日中の追加保湿にローションを使っています。真夏はローションだけのことも多いですが、両方あると使い分けられて便利なので、初めて買うならセットがお得です。
最初は大容量ではなく小さいもので試してみるのが鉄則です!
実際に使ってみた感想


使用方法
私の使い方
- お風呂上がりに軽くタオルドライ
- 化粧水を全身に付ける
- ふたをするようにクリームをしっかり塗布
- 翌朝・夕方など乾燥を感じたらローションで追加保湿
お風呂上がりは水分が逃げやすいタイミング。化粧水で水分補給した後、クリームでしっかり「ふた」をするイメージで二重三重に塗り込んでいます。
クリームは1プッシュ分(さくらんぼ大)で片足・両腕・背中・お腹・デコルテ+首がカバーできます。ローションはさらに伸びが良いので、サッと広範囲に塗れて時短になります。ポンプのロック機能付きなのでカバンに入れても安心。
テクスチャ・使用感
使ってみて
- テクスチャ:クリームはこっくり、ローションは乳液に近い
- 伸び:どちらも少量でよく伸びる
- 塗った後の仕上がり:30分ほどでサラサラ。ベタつかない
- 香り:無香料
どちらも伸ばした後しばらくするとサラサラになります。正直、塗った直後は「え、これ保湿されてる?」と不安になるくらい。
でも翌日のシャワーで残っていたセタフィルがぬるぬる落ちるんです。ちゃんと肌表面に残って保護してくれていた証拠でした。
ワセリンから乗り換えた感想
セタフィルに変える前はワセリンを使っていました。ワセリンはあのベタベタが「水分を閉じ込めてる感」があって謎の安心感があったんですよね(笑)
でもセタフィルは30分もすれば塗ったことを忘れるレベル。ベタつきが苦手な人には最高だと思います。
アトピー肌との相性
使い始めて実感した変化
- 肌荒れ・赤みなし
- セタフィルに変えてから新しいかき傷が激減した
- 肌が全体的にトーンアップした
セタフィルに変えて1週間くらいで夜中に掻きむしることが減り、赤みもなくなってきました。新しい傷ができないから肌が回復する時間が生まれて、全体的に白くなりトーンアップ。
特にひどかった背中は、ステロイド軟膏とセタフィルのクリームを混ぜて塗ってみたところ、ザラザラがなくなりだいぶ落ち着いてきました。
気になった点・注意点
気になる点
- サラサラしすぎて保湿感が物足りないと感じる人もいる
- クリームにアーモンド油が入っているのでナッツアレルギーの方は注意
- 化粧水(モイスチャライジングトナー)は私には合わなかった
「保湿されてる感」が薄いので最初は不安になるかもしれませんが、前述の通りちゃんと肌に残ってくれています。物足りなければ重ねづけするのがおすすめ。
ナッツアレルギーについては、私はくるみアレルギー持ちですが問題なく使えています。ただし個人差があるので、気になる方は成分表を確認してから購入を。最近ではドラッグストアに売っていることも多いので、テスターで試してみるといいです。
化粧水(トナー)はお試しセットに入っていたので使ってみたのですが、ピリピリして赤みが出てしまい私には合いませんでした。そのためローション・クリームも顔には使わずボディ専用にしています。
コスパ検証
| アイテム | 容量 | 価格 | 持ち | 1日あたり |
|---|---|---|---|---|
| ローション | 591ml | 約2,116円 | 約2ヶ月 | 約36円 |
| クリーム | 566g | 約2,335円 | 約2ヶ月 | 約39円 |
念入りに塗っているにもかかわらず、1本で約2ヶ月以上持ちます。1日あたりに換算すると2本合わせても約75円。値段が上がった今でも、このボリュームなら十分納得感があります。
ヒルドイドを処方してもらうための通院時間・診察料を考えると、セタフィルの方がトータルでコスパは良いです。
メリット・デメリットまとめ
よかったところ
- サラっと伸びてベタつかない
- かき傷・赤みが激減し、肌がトーンアップした
- 大容量でコスパ抜群
- 無香料で家族みんなで使える
- 世界70カ国以上で愛用されている安心感
気になったところ
- サラサラしすぎて保湿感が物足りない人もいる
- クリームにナッツ油が入っているのでアレルギーの方は注意
こんな人に向いている / 向いていない
向いている人
- アトピー・敏感肌で市販の保湿クリームを探している人
- ヒルドイドが処方されにくくなって困っている人
- ベタつく保湿剤が苦手な人
- 全身に使えるコスパの良い保湿剤を探している人
- 無香料の保湿剤を探している人
向いていない人(注意が必要な人)
- 「塗った瞬間からしっとり感がほしい」タイプの人
- ナッツアレルギーがある人(クリームにアーモンド油配合)
まとめ
アトピー歴30年以上の私が1年以上リピートし続けているセタフィル。値段が上がった今でも、この大容量・この使い心地・このコスパは他に代えがたいです。
初めてなのにブラックフライデーでクリーム2個・ローション2個を一気買いしてしまったのですが、それが正解でした(笑)。迷っている方は、まずローションだけでも試してみてほしい1本です。

